かーちゃんになって1年が経ちまして。
娘の「お世話」の内容もだんだん赤ちゃんのそれを脱し、子どもらしくなってきました。
すなわち、意思の疎通が図れるということで、片手間に相手してるとばれるってことですね。
授乳中のついったーとか控えた方がよさそうだなおい。

ときどき「上手に育ててますね」と言われることがあります。
素直にうれしい。
でも特別に育児を学んでたわけでもなく、自分がこう育てられたらうれしいなと思うことをやってるだけです。
限られた時間で一緒に遊び、衣食住のお世話をして、いちゃいちゃと過ごす。
にこにこ機嫌よくしてるのも不機嫌にべそかいてるのも、たまらんかわいいです。

上手に育てるってなんだろうよくわかりません。
上手に育てたからいい子、じゃないだろうし、将来娘が不満のない大人になるかっつーと「なんであれしといてくれなかったの!」「あんなことされてたからだいなし!」とか絶対あると思うし。
せめて愛してるよ大好きだよと日々伝えたい。

子育ての悩みの8割は子供の性格によるんじゃないかと仮説を立てています。
あとの2割はかーちゃんの考え方の癖か。
かつてカウンセリングでがっつりやった認知行動療法とか、コーチングとか、自分の考え方の癖を振り返りまくりを経ての、私の子育ては「今でよかった」というタイミングだと思ってます。
いやほんと。10年前だったらもっと辛かったと思う。

産休明けで復帰したあと、小児科にかかったとき、お医者様から
「家族なんだからお互いの都合を譲り合って。親の都合は仕方ないんだから譲ってもらって、そのぶん家では思い切り遊んであげるとかで大丈夫。割り切っていきましょう」と言われて、なんか楽になったことを思い出した。


昨日は子連れde勉強会はしごDay。

朝から、明石でワーキングマザーサロンへ参加してきました。
生後6か月までの子どもは連れて行っていいとのことで、娘も一緒に行き、気兼ねなく娘のペースでお世話しながら考えたり、聞いたり、発言したり。
一昨年に続いて2回目の参加でしたが、気持ちのいい歯がゆさを感じる時間になりました。

以下、振り返り。

自分の「働く」に対する産前の意識と産後の意識って全然違うものになっているのに、私はたぶんむりくり産前の意識に戻そう、戻らなきゃとか思ってるから葛藤になるのかな。とか。

産前から築いてきた職場の信頼関係があるからこそ、わが子をかわいいと思ってもらえるのかな、その信頼関係が崩れるのを避けるがために、必要以上に気を遣っているんじゃないかな。とか。

仕事してるとどうしてもクオリティとか思ってしまうけど、それは以前のような自由な時間ではなく、限られた時間の中でスピード感を持って出すものになっていて、しかも体力的にも余力を残して帰る必要もあって。

それを、心苦しいからといって隠して今までの顔をして働く、んではなくて、母業との両立ができるようなはたらきかけを周囲にしていくのが役割、なんだろうなあ。
将来的に「松岡さんはできてたよ?」等々、後続のワーキングマザーが無理を強いられないように。

で、姫路に戻って、いつものハイスタ(姫路IT系勉強会)へ。夫と合流。
いつもの、と言ってもほぼ産後初参加だったんですけども。
和やかに受け入れてもらえてほっとしました。

私が自由に動くためには、娘を預けるか、娘と共に動くか、の2択なのですな。
預けられないケースも少なくないし。
ならば、当たり前の顔をして子連れで参加、していこうじゃない。