(退職エントリーを受けて)

退職して1年。

「痛々しい働き方」からの脱却を目指し、
コーチングなども受けながら、扶養範囲で働いて、
ワークライフバランスを考え抜いた1年でした

自分の中で最優先事項が何なのか、出した結論を元に、
退職後の生活を送っていたわけですが。
仕事のシフトが多かったり少なかったりする中で、
どれくらい働くとちょうどよいのか、もなんかわかった気がするし

仕事と家と自分を両立できるバランスで、
毎月これだけは稼ぐ!もクリアできたし、
興味からの勉強会参加や運営手伝い、主催もできたし

上半期、辛いこともありましたけども、
食いしばってがんばっただけの結果も得られたし
無理しない、もなんとなく分かってきたし

…なんか、よかったんじゃないの?

来年は、生活が一変する出来事が待っています
楽しみで仕方ない

退職から1年経ちました
そういえば退職エントリーって書いてなかったなーと思って

昨年末、新卒入社した会社(T社)を10年目で辞めました
会社の方向性との違和感を感じ始めてきたところへの、
結婚→転勤→長距離通勤→うまく使ってもらえないジレンマで

まーいずれ子どもを持ったら、
今の通勤条件ではフルタイムは厳しいだろうとは思ってましたが

T社はいわゆるITアウトソーシングの会社で、
社内でお仕事することは少なく、お客様企業にチームで投入されて
請け負ったお仕事を日々遂行していきます

極端な話をすると、
「お客様としっかりにぎってマネジメントする人」と
「言われたお仕事がきっちりできる人」がいればよくて、
個人的にITスキルのスキルアップを考える人が少ないわけです
(スキル重視採用する部門も別途あるらしいけど)

わたくし中堅になったころにリーダー職になりまして、
やってみて思ったんですが、マネジメントに向いてないというか、
フィールドでごりごり働くほうが好きというか、
メンタルもやっちゃってることだし、
ごりごりした違和感を持ち出したのは9年目のこと

マネージャに相談したところ、
「そういう人材も必要だとは思ってるけど、
 後輩が上司になったりする環境でもやっていけるんなら
 それでいいと思うけど、上司になった後輩もやりにくいだろうし…」
と、当然ですがあまりいい顔はされなかった、と

私のスキルなんて、井の中の蛙ならそこそこデキるほうでしたけど、
大海に出たらたいしたことないのはわかってるんですよね
でも、上司の答えは、ああここはIT企業じゃないんだなと納得するに足り、
頭打ち感半端なかったのですが、
それでもやれることをやろうと思ってそこから1年はがんばりました

でもやっぱり、やりたいこととの違和感からは逃れられず、
新しく知った「勉強会」という世界を周りに知らせても暖簾に腕押しだし、
なんだか空しくなった頃に別のタイミングが重なって、
悩んだ末にドロップアウトを決めました

まーその、すぐ契約社員で別本部に鞍替えしたんですが
契約社員なのでマネジメントしなくていいし、
自分のスキルでのし上がっていく感(時給とか待遇とか仕事内容とか)は
なんとも言えない、気楽でやりがいを感じた1年でした

コーチング受けたりして、考え方も整理できて、
勉強会にもコンスタントに関われるようになってきて、
こういうことがやりたかったのよーな充実感

何になりたいのかも決められなかったのに、
氷河期の就職活動で正社員になれて、
会社員やITの仕事の楽しさ厳しさを勉強させていただいた10年でした

本当は、退職を決めた直接の理由はもっと生き方に直結したことなのですが、
違和感を感じて思い切ったおかげで、やりたいこと探しも終焉を迎え、
今後は自分の人生をぶれずに送れそうな気がします

まーはたらくのは単純にたのしいですよねー